正確に正六面体(立方体)の未知の物体が印象的なショートムービーがあります。タイトルは「LLAPSE」です。
地球と人類の未来を暗示した作品、視覚的メタファーとしてモノリスを連想させます。

制作したのは、タイ/バンコク在住のVFX スーパバイザー & ディレクター、Julien Vanhoenackerさんです。
小説版「2001年宇宙の旅」には、300万年前に出現したモノリスは透き通っているとの記述があります。
1968年映画「2001年宇宙の旅」の映像効果水準では、透き通っているモノリスは再現できませんでした。現在の CG/VFX 技術では再現できますね(^^)

映画「2001年宇宙の旅」シリーズに登場するモノリスは、石柱状の謎の物体です。
形状は四角柱で各辺の比は1:4:9という最初の3つの整数の二乗です。
これは人工物であることを見ている側に視覚的に意識させるためです。
英語の一般名詞 monolith は、「ひとつの、または孤立した岩」という意味のギリシャ語から派生したラテン語に由来する普通名詞であり、石柱、記念碑、オベリスク等の人工物、およびウルル(エアーズロック)、ストーン・マウンテン等の巨石を指すそうです。
LLAPSE from Julien Vanhoenacker on Vimeo.
- Official website: llapse.net
- Facebook: facebook.com/llapse
- SFの名作:2001年宇宙の旅 を現代風にアレンジ(Nobuyuki Kokai)