テクノロジーによって生活の質をいかに向上させることができるか?
どうすれば視覚を使わずに世界を動き回れるようにできるか?
14歳の時にプールでの事故で視力を失った IBMフェローで発明家の浅川智恵子(Chieko Asakawa)さんは、そんな問いに答えるべく取り組んできました。
会場の笑いを誘うデモ映像で彼女が紹介するのは、視覚障害者がかつてなく自由に世界を探索できるようにする新しい技術です。
そして歴史が示しているのは「優れたアクセシビリティをデザインするとき、すべての人が恩恵を受けるということです」と指摘しています。
浅川さんは「行動的で自立した子供でしたが、突然盲目になったんです。私にとって一番つらかったのは自立性を失ったことです」と語ります。
このスマホアプリは「無線標識信号とスマートフォンのセンサーを使って道案内をし、屋内でも屋外でも一人で歩き回れるようにしてくれます。人の表情を認識する機能は 視覚障害者が社交的になるためにとても重要です」と述べています。この基本技術をオープンソースにすると発表しています。
紹介されているデモビデオは面白いですね(^^)
- TED Speaker:Chieko Asakawa(Visionary inventor)
- アクセシビリティ:IBM Research(Website)
- 視覚障がい者の一人歩きをスマホとビーコンで支援–IBMとカーネギーメロン大(CNET Japan)