世界中で発生している人道危機によって多くの人々が家を追われています。2013年末には難民と国内避難民の数が5,120万人を超えています。これは第二次世界大戦以後、最大の数です。
現在シリア危機/騒乱/内戦によって、シリアは最も多くの難民を生み出しています。ここ3年間で300万人以上が国外に逃れ、そのほとんどを周辺国が受け入れています。
写真はヨルダン北部のザータリ難民キャンプ / Zaatari refugee camp です。
難民の半分が子どもであり、この10年間で最も高い割合です。
何百万人の難民が避難生活を余儀なくされ、その何倍もの人々が、紛争で引き裂かれてゆく母国に閉じ込められ、身動きが取れないでいます。
3,330万人がこうした国内避難民です。シリア国内では650万人以上が避難生活を送り、シリアの人口の約3分の1にもなっています。
UNHCRは、「この波を止めるためには、強い政治的な意思が不可欠」「問題の解決には、国際社会の結束と献身と指導力が必要とされている」と指摘しています。
- UNHCR:人道危機に直面する国々(国連難民高等弁務官事務所 / UNHCR)
- ヨルダン国内のシリア難民支援とJICA(2014/2 JICA)
- ビデオ:マララさん ザータリ難民キャンプ訪問(2014/3 UNHCR)
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