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金正男氏の息子、キム・ハンソル氏が支援に感謝

2月13日にマレーシアで殺害された北朝鮮の金正男(キム・ジョンナム)氏の息子、金漢率(キム・ハンソル/김한솔)氏が YouTubeに自ら姿を現した理由に関心が集まっています。

Nordkorea 2015 – Pjöngjang – Chollima Statue / Uwe Brodrecht

動画では、キム・ハンソル氏と見られる人物が身分証明として自身のパスポートを提示した上で、「私の名前はキム・ハンソルです。数日前、私の父は殺害されました。

いま、私は母と妹といます。状況がよくなることを願っています」と話しています。韓国の情報当局関係者が本人と確認しています。

動画を掲載したのは、北朝鮮脱出住民(脱北者)の支援活動をしているとみられる Cheollima Civil Defense(チョルリマ民間防衛)です。

千里馬(Cheollima)は、翼を持ち一日に千里を駆けるという北朝鮮においては社会主義建設の象徴とされ、平壌の万寿台には千里馬の銅像があります

団体は声明で「チョルリマ民間防衛は先月、金正男氏の遺族からの緊急の求めに応じました。私たちは遺族の3人と接触し、速やかに安全な場所に保護しました」「これが、この問題(正男氏遺族の保護)についての最初で最後の声明であり、現在の遺族の場所については明らかにしない」としています。

また、「緊急時に家族の人道的避難を支援したオランダ政府、中国政府、米国政府、そして匿名の政府に感謝します。また、北朝鮮システムの中でサポートをしている仲間たちに感謝します」と述べています。

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