オバマ大統領の公式キャンペーンサイト(www.barackobama.com)が、同大統領のFacebook page と彼のツイッターアカウント@BarackObamaを利用した2012年大統領選運動の旗揚げを宣言しました。
前回の米大統領選挙では、若いボランティアがフェイスブックやツイッターなどのソーシャルメディアを利用して草の根運動を盛り上げ、オバマ旋風が全米に巻き起こり当選に至ったと云われています。
YouTube動画のオバマガール(Obama Girl: Crush On Obama)は、2240万アクセスされ、次々にパロディ動画がアップされました(^^)
今回は民主党に逆風が吹いており、昨年(2010年)の中間選挙、下院で共和党に60議席以上の躍進を許す歴史的大敗になり、共和党の下院過半数奪還は4年ぶりです。民主党は上院で辛くも過半数を死守しましたが、与野党伯仲の状況です。
さらに共和党も前回大統領選の敗北で、ソーシャルメディア戦略の巻き返しを図って来ました。
- ソーシャルメディアと2010年中間選挙(前嶋和弘)
ただ、オバマ大統領は6月17日現在で、Facebook pageには2169万人のファンが、またツイッターには868万人のフォロワーを抱えています。グッズ販売や寄付金募集、イベント戦略で活かせるのが強みですね。
運用はキャンペーン部隊が実施しますが、ツイッターにはオバマ本人のツイートもアップしていくということです。
- オバマ大統領、2012年大統領選に向けてソーシャルメディアによる運動を早々と開始(media pub)
- Barack Obama To Tweet Personally Leading Up To 2012 Election(The Huffington Post)