Wikipediaは2001年1月15日に設立されました。25年後の今日、Wikipediaはインターネット上の知識の基盤となり、日常生活やAIチャットボットからジャーナリズム、クイズ大会まで、あらゆる分野の情報源となっています。約25万人のボランティアが、中立性と信頼性の基準に基づき、300以上の言語で6,500万件の記事の執筆、編集、ファクトチェックを行っています。創設者のジミー・ウェールズ(Jimmy Donal Wales)氏が最初に書いた言葉は、プログラマーが新しいプログラミング言語で最初のアプリケーションを書くときによく使う、不朽の「Hello World」でした。
- Wikipediaは25年間の知識の集大成を祝う(1/15 ウィキメディア財団)
- ウィキペディア25周年──新たにアマゾン・メタ・マイクロソフトなどAI大手と提携(1/19 Forbes JAPAN)

Wikipediaの時代に育った人々は、教師や教授が、オンラインで無料で、しかもすべてボランティアが作成しているという理由で、ウィキペディアの引用を強い疑いの目で見ていたことを覚えているでしょうか。しかし今日では、ウィキペディアは高い評価を得ており、一般に信頼できる情報源として受け入れられています。
一方、AI(人工知能)は、情報を見つける方法として比較的新しく登場しています。何かを Googleで検索したり Wikipediaを確認したりする代わりに、ChatGPTや Geminiに尋ねることが増えています。これが、Wikipediaが主要AI企業と企業向けアクセス契約を結んでいる理由です。
無料でボランティアが生み出した「知識の象徴であるWikipedia」が、いまや、その知識がどのように消費されるかを形作るテクノロジー大手企業や、AIスタートアップにとって、重要な商業インフラとしても機能しています。
ダイヤルアップ接続の時代から現在まで、ウィキペディアの歴史を旅してみましょう。
- ウィキペディアの25年間(Wikipedia)
「ウィキペディアの5本の柱」は、ウィキペディア史上で極めて重要な役割を果たし、インターネットで最も信頼されるサービスに加わる道筋を築きました。どの柱もコンテンツの青写真を描くばかりか、Wikipediaの進化の基盤を築きました。

- 01 ウィキペディアは百科事典です
- 02 ウィキペディアは中立的な観点に基づきます
- 03 ウィキペディアの利用はフリーで、誰でも編集が可能です
- 04 ウィキペディアには行動規範があります
- 05 ウィキペディアには、確固としたルールはありません
上記3番目の理念がある以上、どのAI企業も、同意の有無にかかわらず Wikipedia全体を自動で収集(スクレイピング)したりダウンロードしたりして、世界が無償で提供してきた知識を AIモデルの訓練に使うことができます。それでもWikipediaが築いた企業向けパートナーシップは、少なくとも整理された形でアクセスでき、しかも定期的に更新されるようにできる可能性があります。さらに、Wikipediaに一定の収益ももたらし得ます(おそらく数十万ドル[数千万円]規模だが、収益の詳細は公表されていない)。
- Announcing New Wikimedia Enterprise Partners for Wikipedia’s 25th Birthday(1/15 enterprise.wikimedia.com)
Today, we are announcing Amazon, Meta, Microsoft, Mistral AI, and Perplexity for the first time as they join our roster of partners, which includes Google, Ecosia, Nomic, Pleias, ProRata, and Reef Media.