ロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・アートに学ぶオルワセイ・ソサーニャ(Oluwaseyi Sosanya)さんが、昔ながらの家庭用ミシンや編み機の設計コンセプトと、3Dプリンタに使われる機械制御ソフトウェアを組み合わせることで、編み糸の配置と構成を3次元的にコントロールする手法を開発しました。独自の3Dプリンタも開発しています。
標準的なCADファイルを作成して、このデザインに基づいて、ソサーニャさんのソフトウェアが、指定された大きさの力を分散・吸収できる編み目のパターンを生成するそうです。アートと3Dプリンタと編み物の融合、面白いですね(^^)
デジタル編み物の素材は、どこの手芸用品店でも手に入る、ごく普通の一本の綿糸。この糸を編んでいくときに結合剤として塗られるシリコンが、全体にバネのような弾力性を与え、編み上げられた形の維持に役立っているそうです。
- Project by Oluwaseyi Sosanya(Website)
- ナイフからも身を守れる「3Dプリントの編み物」:ロンドンの美大生が開発(Wired.jp)
3D WEAVER from Zuzanna Weiss on Vimeo.
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