7月11日、国家戦略会議（議長・野田佳彦首相）を開き、2020年までの成長戦略となる「日本再生戦略」の原案を発表、今月下旬に閣議決定する方針です。
＜配布資料 pdf＞
資料１−１ フロンティア分科会報告書
資料１−２ フロンティア部会報告書について（概要）
資料２ 成長ファイナンス推進会議取りまとめ
資料３ デフレ脱却等経済状況検討会議第一次報告
資料４ 日本再生戦略（原案）
＜参考資料 pdf＞
参考資料１ 叡智のフロンティア部会報告書
参考資料２ 繁栄のフロンティア部会報告書
参考資料３ 幸福のフロンティア部会報告書
参考資料４ 平和のフロンティア部会報告書
参考資料５ デフレ脱却等経済状況検討会議第一次報告
環境や医療、金融、観光など11の戦略分野で38の重点施策を掲げ、100兆円の新規市場と480万人の雇用を創るという政府の成長戦略です。この基本戦略は、2年前に策定した「新成長戦略」を、東日本大震災や円高進行などを受けて練り直したものです。「新成長戦略」で成果を確認できた政策は、約400項目のうち1割にも満たない状況です。
過去20年、いくつもの産業・経済対策が打ち出されましたが、日本経済はほとんどゼロ成長のまま「失われた20年」が過ぎて来ました。省庁間の権益争いや既得権のカベが足を引っ張ってきたのは明白です。美辞麗句を織り込んだ報告書を作成することではないと思います。
- 日本再生戦略 官僚色がくっきりだ（東京新聞）
- 少子化問題その根源を問う（冷泉彰彦／Newsweek）
- 「日本再生戦略」関連（Googleニュース検索）
- 2012年世界競争力ランキング、日本27位に後退（Nobuyuki Kokai）
