マララ・ユサフザイ(Malala Yousafzai)さんは、1997年7月12日生まれ、パキスタンの人権活動家です。パキスタンでイスラム武装勢力を批判していた少女マララ・ユスフザイさん(15)が銃撃され、重傷を負った事件から1カ月、父親のジアウディンさんが「世界中から寄せられる温かい支援のメッセージに感激している」と感謝の声明を発表しました。
早く元気を取り戻してほしいですね。
11月10日には、国連の教育問題の特使を務めるブラウン前英首相が、パキスタンでザルダリ大統領と会い、全ての子どもに教育の機会を求める100万人以上の署名を提出するそうです。
2009年、11歳の時にイスラム武装勢力タリバーンの支配下にあったスワート渓谷で恐怖におびえながら生きる人々の惨状をBBC放送のウルドゥー語のブログにペンネームで投稿、タリバーンによる女子校の破壊活動を批判、女性への教育の必要性や平和を訴える活動を続けていました。
2009年にアダムB.エリックさんによって、11歳のマララ・ユサフザイさんのドキュメンタリーが制作(動画:32分)されています。女性の教育の権利を認めないとするタリバーン支配下で、彼女の夢は勉強して医師になることです。
- Girl Shot by Taliban in Critical Condition After Surgery(The New York Times)
- Diary of a Pakistani schoolgirl(BBC – マララ・ユサフザイが11歳の時に書いたブログ)
- パキスタン:タリバンに立ち向かった少女(NHK – ピックアップ@アジア)
- シャリーア/イスラーム法(Wikipadia)