ノルウェーの公共放送局(NRK)が、12時間の薪特集番組として「薪が燃えているだけの映像」を放送して、20%の高視聴率を記録しました。
12時間のうち8時間は薪が燃えてるだけの映像だったそうですが、番組には薪の積み上げ方について苦情が60件殺到しました。
50%は「皮が上になってる」と言い、残り50%は「皮が下になってる」と言って電話を切ったということです(^^)
写真はノルウェーの公共放送局(NRK TV)が放送した映像アーカイブですが、薪が燃え尽きたころ補充する人の手や、軽いBGMも流れます(^^)
下記リンクからご覧下さい。
- Nasjonal vedmorgen 16.02.2013(NRK TV)
ノルウェーは、120万世帯が暖炉の生活にしている薪大国ということですが、20%の高視聴率は驚きの数字ですね。
テレビというメディアや、テレビ番組とは何か? 考えさせられますね。
- メディア・リテラシー(Nobuyuki Kokai)
YouTubeで「Fireplace Video」を調べると、3時間を超えるものや460万回以上再生されたビデオもあり、多くの人が暖炉を囲んだコミュニケーションや居住空間に憧れているのではと思います。
柔らかい炎の色と薪の燃える音が、人を優しい気持ちにさせるのかも知れませんね。
- Bark Up or Down? Firewood Splits Norwegians(The New York Times)
- ノルウェー公共放送局が12時間の薪特集、薪が燃えてるだけの映像を国民の2割が視聴:Over 20% Of Norway Watched A 12-Hour Special About Firewood(Long Tail World)
揺れる炎って不思議と見入ってしまいます
心も落ち着くような感じもしますね。
文の最後にある「柔らかい炎・・」という表現もよ~く分ります。
足市さん、リンク有り難うございます。
「揺れる炎って不思議と見入ってしまいます」人と薪が燃える炎の関係は、人類誕生から遺伝子に組込まれているのかも(^^)
また、最近のテレビ番組のように押し付けがましいところが無いところも魅力なのかも知れませんね。