5月29日、スイスの国際ビジネス教育・研究機関IMDは、主要60カ国・地域を対象にした2013年版「世界競争力ランキング」を発表しました。
日本の順位は、アベノミクス(金融政策)が評価され昨年(27位)より上昇して24位、TOP10の国々の競争力を支えているものは・・・。
首位は米国が、テクノロジーやイノベーションの進展で返り咲き、2位がスイス、3位香港でした。
BRICSでは、中国、ロシアが順位を上げ、インド、ブラジル、南アフリカが下げています。
色区分は「グリーン:上昇」「ピンク:下落」「ホワイト:変化なし」となっています。
- The World Competitiveness Scoreboard 2013(IMD pdf)
- World Competitiveness in Worst / Best Ranking(1997-2013)pdf
今回、各国(地域)について「1997年から2013年までの最高・最低順位変動」をグラフで見ることができます。
日本の場合、最高が2006年の16位、2012年の27位が最低になります。(1989〜93年は1位でしたが・・)
1997年から2013年のスパンで躍進したのは、スイス・スウェーデン・ドイツ・台湾・メキシコ・中国などです。
一方後退したのは、ルクセンブルグ・オランダ・日本・イギリス・フィンランド・ニュージーランド・スペインなどです。
- Publications of the World Competitiveness Center(IMD)
- 2012年世界競争力ランキング、日本27位に後退(Nobuyuki Kokai)
- 2011年世界競争力、政府とビジネスのギャップ(Nobuyuki Kokai)