トルコのエーゲ海地方にある小さな町ディディム(Didym)、この町の入り口にあるのがディディム遺跡のアポロン神殿(Temple of Apollo (Delphi))です。
この神殿の入口に崩落した女神メドゥーサ(Medusa)の顔があります。
古代ギリシャ神話で最も有名なメドゥーサですが、蛇の髪の毛と、覗き込むと石になるという瞳があって、肌は青銅のウロコでびっしり覆われた怪物という説が知られています。
しかし、別の伝承では彼女はもともと美少女であり、特に自分の髪を自慢としていたため、アテーナーと美を競ってその髪を蛇に変えられたとされています。
メドゥーサは、ギリシア神話に登場する醜い女とされる魔物(ゴルゴーン)三姉妹の一人です。
しかし、ヨーロッパ各地にあるメドューサの彫刻像や、絵画でもその表情が違うようです(^^)
恐ろしい怪物・魔物の顔や、美しい少女の顔などの伝承や解釈の違い、まつわるエピソードが想像力を刺激します。
レオナルド・ダヴィンチ、ルーベンスや、近代ではサルバドール・ダリなどのアーティストがメドゥーサをモチーフとした作品を描いています。
また、多くの映画やキャラクターにも登場しています。
ギリシャ神話をモチーフとした公開中の映画「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」から・・美人ですね(^^)
今年は「2010年トルコにおける日本年」。日本をトルコ語で紹介するサイトがあります。いいですね(^^)
ディディム,トルコでは最高の古跡です。私たちと共有していただきありがとうございます。