Googleのシンクタンク部門である Google Ideas は、セキュリティ企業の米Arbor Networksと協力して、DDoS攻撃の状況をリアルタイムで表示するデジタルアタックマップ(Digital Attack Map)を公開しました。
DDoS攻撃(Distributed Denial of Service attack:分散サービス妨害)とは、踏み台と呼ばれる多数のコンピュータが、標的とされたサーバなどに対して攻撃を行うことです。
この地図では、6月2日から現在まで世界中で仕掛けられている DDoS攻撃の攻撃元と攻撃先、規模などを視覚的に確認できます。
また、 Galleryでは、大規模に仕掛けられた攻撃のニュースとその視覚地図を表示、解りやすくなっています。
- Digital Attack Map(Website) デジタルアタックマップ
- ATLAS: Active Threat Level Analysis System(Arbor Networks)
Googleは、10月21日「Conflict in a Connected World(接続された世界における争い)」というカンファレンスを開催し、サイバー攻撃や政府による検閲からネットユーザーを守るための取り組み、「Project Shield」「Digital Attack Map」「uProxy」を発表しています。
- Google、DDoS攻撃対策ツールや検閲回避ツールを発表(ITmedia)