安価な自動走行車を提案して、2013年のインテル国際学生科学フェア(Intel International Science and Engineering Fair:ISEF)で最優秀賞を受賞し、11月には米タイム誌が選ぶ「最も影響力のある16人のティーン2013年(The 16 Most Influential Teens of 2013)」の10位に選ばれたルーマニアの19歳、イオヌッツ・ブディシュテアヌ(Ionut Budisteanu)さんです。
NASAのサイトのハッキングは朝飯前だそうです。
FBIに逮捕されるのではないかと、高校の先生を怖がらせるほどのコーディングの腕をもつイオヌッツ・ブディシュテアヌさんをWIRED誌が取材しています。
- 高校3年でグーグルをソデにしたルーマニアの怪童イオヌッツ。世界が欲しがる頭の中。(Wired.jp)
19歳のイオヌッツさんは、スタンフォード大学で開発された世界初の自動走行車(グーグルカー)より桁違いの低コスト(原価計算:4,000ドル)で実用化が可能と提案しています。
イオヌッツさんがプロトタイプとして製作した安価な自動走行車では、写真のような200ドルの 3Dライダー(3D Lidar)を使用した 3Dマッピングを行っています。
- Ionut Alexandru Budisteanu(Website)
- Ionut Budisteanu(Facebook)
自動走行シュミレーション動画では、車載カメラ映像と3Dライダー(3D Lidar)のデータが合成され、人工知能プログラムにより、走行車線や縁石、周りの車、標識など、さらには歩く人を識別して自動走行している様子が解ります。
様々なアクシデントや、不測の周辺環境変化に安全に対応する優れた自動走行車は、人間的エラーによる交通事故を減少させるように思います。