ドイツの保険・金融グループ(アリアンツ)傘下のアリアンツ・グローバル・インベスターズが、4月4日に2014年版年金持続可能性指数(pension sustainability index 2014)を発表しています。
2014年報告書(世界50ヶ国)で日本は、最下位のタイ(50位)、49位のブラジルに次ぐ最下位ランクの48位。長期的に持続不可能で、年金制度の改革は必須と評価されています。
世界的にも年金制度の改革は進んでいます。トップ3は、オーストラリア、スウェーデン、ニュージーランド。デンマークは6位、米国は8位です。
人口減少と少子高齢化が進む日本、年金制度改革や少子高齢化対策、アベノミクスの成長戦略(構造改革)は待ったなしです。
下記の表は米国マーサーが、2013年10月7日に発表した2013年度グローバル年金指数ランキング(20ヶ国)です。
「十分性(Adequacy)」、「持続性(Sustainability)」、「健全性(Integrity)」の平均評価値が指数化されランキングにしたものです。日本は17位、詳細は下記からご覧下さい。
- マーサー「グローバル年金指数ランキング(2013年度)」を発表(Mercer LLC) 記事削除
アベノミクスの最新情報で「今回の成長戦略の特徴は、文書をとりまとめただけで終わらず、「実行」を最重要視するとともに成長戦略を「進化」させ続けること」と記載(pdf文書)されていますが、いままでとは違うということで前向きに捉えたいと思います。
- アベノミクスの最新情報(4月9日 首相官邸)
- 社会保障・税一体改革ページ(首相官邸)
- 2013年世界競争力ランキング、日本は24位に上昇(Nobuyuki Kokai)