2008年初監督で「ハーブ&ドロシー」を制作した札幌出身の佐々木芽生監督が、なぜ日本は捕鯨を続け、世界の非難を浴びるのか? クジラとイルカを巡る国際論争をテーマに、世界へ向けて発信する長編ドキュメンタリー映画を制作します。
佐々木監督は、「ドキュメンタリー映画は、憎しみや衝突を招くのではなく、未知の世界を描くことで健全な対話を促し、異文化への理解を深めるためのツールとして使われることを願います。
私も未だ取材途中なので、これから勉強すべきことが沢山あります。憶測や感情で語られがちなクジラやイルカの問題について、そしてその向こうに見える、もっと大きな問題について、皆さんと一緒に考えていきたいと思います」と述べています。
この映画制作プロジェクトは、朝日新聞社が MotionGallery と提携したクラウドファンディングサイト「A-port(エーポート)」の最初のプロジェクトです。今回目標としている1,500万円は、映画制作資金の一部です。
佐々木監督は、映画は、まだ制作&取材途中です。大枠のテーマやメッセージは変わることはありませんが、今後の取材状況によって、内容が多少変わる可能性はあります。ただ、映画で捕鯨の是非を問い正したり、一方的な非難や支持をしたりすることはありません」としています。日本人監督が制作する「クジラを巡る世界的論争描く、本格ドキュメンタリー映画」応援しています。完成が楽しみです。
2015年中に制作を終えて、2016年初めから各国の映画祭などで上映を開始する予定です。日本での公開は、2016年夏以降を予定しています。
- 映画「おクジラさま 〜 ふたつの正義の物語 〜」(公式サイト)
- おクジラさま ふたつの正義の物語(IMDb) Ratings: 7.5
- Megumi Sasaki(IMDb)
- 佐々木芽生 @MegumiSasaki(Twitter)
- Megumi Sasaki(Facebook)
- クジラを巡る世界的論争描く、日本人監督初の本格ドキュメンタリー映画(A-port / 朝日新聞)