「紙の本は5年後に消滅する」MITメディア・ラボのNicholas Negroponte(ニコラス・ネグロポンテ)氏のTechonomyカンファレンスでの発言です。
電子書籍は、彼が主宰するOne Laptop per Child Foundationの運動(OLPC)とも関連しています。
発展途上国の、教科書や書籍について「ラップトップ機の上なら、子どもたちは何千冊もの本を比較的安価に手に入れることができる。アフリカのへき地の子どもたち一人一人に、何千冊もの紙の本を届けることが、果たして可能か?」と彼は言います。
OLPCは、インド政府が開発した「教育用35ドルタブレットPC」について歓迎しています。
- MITメディアラボのNicholas Negroponte曰く: 紙の本は5年後に消滅する(TechCrunch Japan)
- Welcome: $35 tablet for education(One Laptop per Child)
写真、音楽、動画などはデジタルが当然の時代です。伝送手段(流通)テクロジーの発達は、書籍出版の流通を合理的に変化させるのは時間の問題です。印刷・出版産業は、文化・コンテンツ産業にシフトすべきです。
電子書籍をめぐる日本の現状について、警鐘を鳴らす意見があります。
- 電子書籍で繰り返される「マーフィーの法則」(VOICES 池田信夫)
- 出版社が早急に実現すべき電子教科書とは (My Life After MIT Sloan)