女子は完璧であるように、男子は勇敢であるように育てられると Girls Who Codeの創業者レシュマ・サジャーニ(Reshma Saujani)さんは言います。若い女性がリスクを取り、プログラミングを学ぼうとする空気を作ろうと彼女は試みてきました。どちらも女性が社会を前進させるために必要となるスキルです。
「真に革新していこうとするなら、人口の半分を無駄にするわけにはいかないのです。
皆さんには知り合いの若い女性すべてに言って欲しいんです。不完全であることを受け入れなさい」と、彼女は言います。
サジャーニさんは、「女の子の多くはリスクや失敗を避けるよう教え込まれます。可愛らしく微笑み、安全第一でオールAの成績を取るように。それに対して男の子は、やんちゃに遊ぶように教えられます」と言います。
日本の場合は「女の子らしく」「男の子らしく」ですが、とんでもなく深刻な大問題(男女格差指数は世界111位)です。
サジャーニさんは、さらに「政府の赤字を懸念する人もいますが、私はむしろ”勇気の赤字”を懸念します。経済にしても社会にしてもうまくいっていないのは、女の子に勇気を持つよう教えていないからだと思います。この勇気の不足のために、科学技術分野や経営幹部職や、重役会議や議会や、およそ重要な場所のほとんどで女性が少ないんです」と述べています。
この講演は、2016年の TED Talksの中で2番目に多い再生回数(288万回)を記録しています。1番人気は、面白く「先延ばし魔の頭の中」を解明したティム・アーバンさんの講演でした(^^)
- TED Speaker, TED Attendee: Reshma Saujani(Education activist)
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