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2017年量子コンピュータは研究室から開発へ

2011年5月、D-Wave Systemsは世界初の「商用量子コンピュータ」を謳ったD-Wave Oneを発表しました。2013年5月に、NASA、Google、大学宇宙研究協会(USRA)が共同で、512量子ビットD-Wave Twoを使用した量子人工知能研究所を設立することを発表。機械学習やその他の研究分野で使用するとしました。

サンプルホルダーにマウントされたD-Wave Systems Inc.製チップ / Wikipedia

現在のコンピュータの物理的限界を超えることができる「量子コンピュータ」は、Googleや Microsoftをはじめ、IT企業の巨人やスタートアップによって実用化を目指して研究が進められています。

いまのところ専用計算機であり、実用上は何らかの古典コンピュータに接続して使うものとなります。

近年、急速に注目されたのは、AIの「機械学習」を飛躍的に向上させる可能性です。最近は報道される頻度も増えてきました。

2017年は、量子コンピュータが「研究」という段階を超えて「エンジニアリング」の領域に移行するという記事が Nature誌に掲載されています。(1/10 Gigazine

「量子コンピュータ」と「従来のコンピュータ」とは何が違うのか? コンピュータの歴史を含め、量子コンピュータの仕組みを分かり易く説明したムービー「Quantum Computers Explained」が YouTubeで公開されています。

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