電子書籍ブームに沸く米国の出版業界では現在、Kindleでアマチュア作家たちが想像以上の収益を上げていることが話題となっているようです。発端となったのはKindleユーザーの掲示版「kindleboards.com」です。
同サイトにアマチュア・個人作家たちが立てた「1000 books a month club(訳:月1,000部以上売れた人専用)」スレッドに次々と実名で報告があがり、最低でもすでに50名以上が月1,000部以上のペースで作品を売っており、かなりの収益を上げている模様です。(hon.jpから)
- 米国で電子書籍を月1,000部以上を売るアマチュア作家が続出、出版関係者の間で驚き(hon.jp DayWatch)
- Kindle Boards-Topic: Dec 2010, 1000 books a month club (TBOM)(Kindle.com)
昨年末に「アマゾンで電子書籍が紙の本を超えた」というニュースもありました(^^)
紙の時代では、普通の人が自分で出版しようとすると、印刷部数や装丁・自己資金などや不明な慣習ごとも多く、敷居が高いのが現状でした。
このような出版業界の流通を透明にして、何かをクリエティブするセンスや才能のある作家が増えることはいいことだと思います(^^)
- クリスマスの売上、電子書籍が紙の本を超える 米アマゾン・ドットコム(AFP)
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