「実際のところ、民主制(民主主義)は最悪の政治形態と言うことが出来る。これまでに試みられてきた、他のあらゆる政治形態を除けば、だが」(あらゆる政治体制に民主制が打ち勝ってきたことを挙げて)言ったのは、イギリス第二次世界大戦時の首相 ウィンストン・チャーチルです(Wikipedia)
民主主義制度は「最高で正解の制度」なのではなく、国民に欠点だらけで「最悪であることを覚悟しなさい。」とチャーチルは言ってます。
不断の改革やイノベーションが必要と言っているのです。
「民主主義の質」を比較したランキング(2011年1月27日・チューリッヒ大学)が公表されています。
9つの品質指標は、第三者(特に政府)による侵害から個人の自由の保護、法の支配、アクティブな市民、透明性、政治参加、代議制度、政治的競争、チェックアンドバランスのシステム(三権分立)、および民主主義の決定を実行する機能などです。
ランキングのベスト3は
1位:デンマーク(88.3点)
2位:フィンランド
3位:ベルギー
10位:アメリカ(74.9点)
11位:ドイツ(73.2点)
30カ国中の25位は、日本(45.8点)26位、イギリス(44.6点)27位、フランス(42.8点)です。
特に主要先進国に名を連ねているイギリス・フランス、日本は「民主主義の質」を高めるようにしなくてはいけないようですね。
- 「民主主義の質が高い国」ランキング発表、デンマークが1位(Gigazine)
- 米大統領、エジプトに政権移行促す 不出馬働きかけも(CNN)
- エジプト関連ニュース(Googleニュース検索)