ヴィヴィアン・リー(Vivien Leigh,1913年11月 – 1967年7月)さんは、イギリスの女優です。1939年の名作映画「風と共に去りぬ」のスカーレット・オハラ役でアカデミー主演女優賞を受賞しています。南北戦争で南部の貴族的文化社会が打ち砕かれて、その敗戦の荒廃と混乱の中から新しい再建が進められて、南部の大地が生んだスカーレットがどのように生き抜いたかを描いており、そしてそれは彼女の激しく燃えた恋の物語でもあります。
<6/11,2020 追記:HBO Maxが配信から一時的に削除>
- “人種差別を美化する”映画「風と共に去りぬ」、配信から消える(6/11, 2020 猿渡由紀/L.A.在住映画ジャーナリスト)
題名の Gone with the Wind(風と共に去りぬ)は、詩人アーネスト・ダウスン(Ernest Dowson)の恋愛詩「シナラ」の一句からで、「・・今は歴史に記されるだけの儚い思い出となった 大いなる文化は 風と共に去りぬ・・」 1つの文化が戦争という烈風と共に消え去ったことを意味しています。
原作者マーガレット・ミッチェル(Margaret Mitchell、1900年11月 – 1949年8月)さんは、1926年にアトランタの主婦として小説を書きはじめていますが、最後まで第1章を書かず、彼女の遺志により未発表の原稿は破棄されたと言われています。
- The Real Scarlett(June 16, 2013 The Writing Sisterhood)
ヒロインの「スカーレット・オハラ」は、原作者マーガレット・ミッチェルさん本人と言っていいほど似ています。小説「風と共に去りぬ」は、自分の人生体験を豊富な知識を持っていた南北戦争を背景とした叙事詩だったのです。この小説は「奴隷制度を正当化」しているとして多くの批判と抗議を受けています。また映画では、ハッティ・マクダニエル(Hattie McDaniel)さんが黒人俳優として初めてアカデミー賞を受賞しますが、激しい人種差別がある地域、YouTubeをご覧ください。
映画最後の台詞は「Tomorrow is another day.」ですが、「今どんな苦境にあっても、明日になれば、物事はいい方向に転じるものである」という意味が込められています。女優「ヴィヴィアン・リー」さんと「マーガレット・ミッチェル」さん、お二人とも美人ですね(^^)
ニューヨーク在住のブロガーmikissh(ミキッシュ)さんが、マーガレット・ミッチェルゆかりの地「アトランタ」を紹介しています。映画「風と共に去りぬ」のファンとしては行ってみたくなる記事になっています(^^)
- アトランタ観光グルメおすすめ人気スポット13選 アメリカ南部旅行の見どころと楽しみ方(Petite New York)