米オレゴン州ポートランドに住む Anushka Naiknawareさんは、13歳で創傷の濡れの程度を検出でき医療従事者を助けることができる「スマートな包帯・ガーゼ」を発明しました。Google Science Fair 2016で彼女の発明は認められ、最年少の受賞者(Lego Education Builder Award)になり、奨学金として15,000ドルを獲得しています。彼女の TEDwomen 2017でのトークです。
両親が3〜4歳の時に地元の科学博物館に連れて行ったそうです。彼女はその中の展示が好きで、特に化学の発明に興味があったそうです。化学、生物学などの知識が増えるに伴って、科学分野に魅了され好きになります。
彼女の発明は、グラフェンナノ粒子を用いたフラクタルパターンを使用して「創傷の濡れの程度」を検出し、医療スタッフにガーゼの交換が必要かどうかを知らせる生体適合性のある薄いプリントセンサーを製作しました。比較的長期となる慢性創傷(pdf)の人々にも適用でき創傷治癒を助けることができます。
- Anushka Naiknaware – GSF 2016 Global Finalist(YouTube) 創傷ケアセンサーの説明
14歳の彼女が、講演の最初に「若い頃から・・・」と切り出したため、驚きと笑いが起きています(^^) 彼女は、より多くの子どもたちが科学の魅力を知って、科学の力で未来を切り拓く仕事をしてほしいと語っています。