EarthTimeは、1984年から2016年の間にNASA衛星によって捕捉された画像と、巨大なデータセットを組み合わせることで、自然の変化と、人間の営みの影響を視覚化します。難民危機や氷河の後退、海面上昇、風力や太陽光発電(PV)設備、夜間に宇宙から見える火災の世界地図、都市の成長、地表水の変化など、データリテラシーを促進して有意義な対話を促し、過去の決定の結果を視覚的に示すことによって、将来の意思決定を支援します。分かりやすい地球規模のデータ・ビジュアルサイトになっています。
- EarthTime(Website)
EarthTimeは物語を伝える手段です。制作した CREATE Lab(CMU)は「発見を促進し、コミュニケーションを促進するパターンを明らかにして、テクノロジーにより大規模なデータセットの対話式および視覚的表現を提供」そして「グローバルリーダー、教育者、コミュニティメンバーなど、誰もが必要とするデータ視覚化を目指しています」と述べています。
これらのデータは、時間の経過とともに人類と地球の変化に関する情報を収集、研究、公開することに専念している信頼される情報源から得られたものです。パートナーには、NASAや米国国勢調査などの政府機関から、シンクタンクのインスティトゥート・イガラペ(Igarape Institute)や国連などの非政府機関、メリーランド大学、ハーバード大学やオックスフォード大学の研究プログラムなどがあります。
この動画は、地球全体を1884年から2016年までをアニメーション化してダウンロードしたものです。世界各地の「氷河の後退」などが解り、各種カスタマイズも可能になっています。
ブラジルのシンクタンク「インスティトゥート・イガラペ」のロバート・ムガー博士が、いくつかの興味深い地図を紹介しています。BBC News Japanが制作した動画「移民、温暖化、光害――地図で見る私たちの世界(日本語字幕付き)」です。