米国のネットユーザーたちの間では今週に入り、Amazon社(米国ワシントン州)の電子書籍端末「Kindle」シリーズ向けに小説を執筆している個人作家 Amanda Hocking さんが話題となっています。
Hocking氏はミネソタ州在住の26歳女性で、昨年4月からAmazonの小規模出版社・個人向け電子出版サービス「Amazon DTP」を介してKindle上で小説を次々と販売開始します。
合計で月100,000ダウンロードのペースにのり、早々に年収100万ドル(約8,000万円)に到達する勢いとのことです。
商業出版社から紙書籍を出版した経験が一度もない、真の「デジタル・ネイテイブ作家」として、現地ビジネスニュースサイト「Business Insider」で紹介されたことで、突如テレビなど各種メディアからの取材が殺到しているようです。
- 「Kindle電子書籍で100万ドル稼ぐ個人作家」として26歳女性が米国のネットユーザーたちの間で話題に(hon.jp DayWatch)
電子書籍についても、才能あるデジタル・ネイテイブ世代が、個人でもソーシャルメディアを駆使して活躍する時代になりました。
- Amanda Hocking Blog
- Facebook(amandahockingfans)
- Twitter@amanda_hocking
- Goodreads(amanda_hocking)
- Amazon(Amanda Hocking)
- 電子書籍関連エントリ(Nobuyuki Kokai)
メディア業界や出版企業、リアル店舗など、その「存在価値」が問われています。新しい価値を生み、存在意味を考える時代に入っています。
- 創造力は知識よりも重要です(NYの遊び方)
すごいですね! 多数あるコンテンツから、どうやって認知されていったんでしょう??
ひでさん、スゴイですよね!
ソーシャルメディアの拡大とコミュニティ(称える文化)が、才能のある個人を成長させ、認知・拡散するスピードを速くしています。米国はアートや、文化関連を応援するスタートアップの仕組みや、エンジェル、プロデューサーさんも多いですよね。
昔から比べると、書籍に限らずコンテンツ自体も多くなっていますが、マネジメントも格段にスマートになった結果でしょう(^^)
http://kokai.jp/2010/09/20/youtubeから生まれるスターたち/
http://kokai.jp/2010/12/07/超低予算映画「コリン-love-of-the-dead」/
日本でジャンルは違いますが、「ちきりん」さんの本をベストセラーに!(^^)応援してます。
http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/