フィラデルフィア美術館も世界有数の規模をもつ美術館ですが、映画「ロッキー」のテーマ音楽に合わせてこの階段を駈け上がる場面の有名な場所でもあります。正面玄関の階段は通称「ロッキー・ステップ」と呼ばれています(^^)
ここから観るフィアデルフィアの市街は素晴らしく、広くて長いベンジャミン・フランクリン・パークウェイの正面にあるフィラデルフィア市庁舎の屋上には「ウィリアム・ペン」の銅像があります。
ウィリアム・ペンの銅像は、イギリスの方角を向いていると聞きました。
1976年公開の映画「ロッキー」は、全米だけで1億ドルの興行収入を記録しています。同年の第49回アカデミー賞で作品賞を獲得するなど、国内外の映画賞において群を抜く数の映画賞を受賞しています。
映画の主人公ロッキー・バルボアが、生き甲斐を持てずに彷徨い続ける日々から一夜にして栄光を掴んだように、主演と脚本を担当したシルヴェスター・スタローンも無名俳優から作品の大ヒットで一躍スターダムに上り詰めた快挙でもありました。
低予算映画であったため、観客役のエキストラを「フライドチキンを配布する」というチラシで募集したとのエピソードがあります。
ステディカムを本格的に導入した最初期の著名な作品としても知られ、ロードワークのシーンでは、果物屋の店主がロッキーにオレンジを投げ渡す場面がありました。これはこの店主が、撮影中のスタローンを本物のボクサーと勘違いしたことで起こった、台本にないハプニングだったのですが、それをそのまま映画に使用しています(^^)
「自由の鐘」と「独立記念館」です。1776年7月4日、イギリスの植民地下にあった13州の代表がアメリカ独立宣言を署名した建物(1749年ペンシルベニア州の議事堂)で、世界遺産に登録されています。
2004年の映画「ナショナル・トレジャー」は、ニコラス・ケイジ主演の「アメリカ独立宣言書」に隠された秘宝をめぐる面白いアクション映画ですが、独立記念館でロケーションされています(^^)
映画にも出てくる独立記念館内の売店で、なぜか AMERICA’S HISTORY という切手セットを買ってしまいました(笑)