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白鳥を救うために、氷点下15度の氷上で「白鳥の湖」を舞う

ロシアのサンクトペテルブルクにあるマリインスキー劇場のバレニーナ、イルミラ・バグラウティノワ(Ilmira Bagautdinova)氏が、フィンランド湾の新たな港湾建設計画(コンテナ・ターミナル)に抗議するため、気温氷点下15度の凍ったフィンランド湾で、チュチュを着て「白鳥の湖」を舞いました。ここは春に、本物の白鳥が巣作りに来るところでもあります。

Ильмира Багаутдинова / Facebook

バグラウティノワ氏はソーシャルメディアで、この湾は「春には白鳥が巣を作り、夏には子供連れの家族が休息し、冬には何百人もの漁師が氷上に出かけ、森にはクワッドバイクのトレイルもあり、人の活動と調和した自然があります」と述べています。

この場所は、特別に保護された自然地域(ラムサール条約)でもあり、季節ごとの移動で数千羽の鳥が訪れ、さまざまな希少植物種が育ちます。バグラウティノワ氏は、自分のパフォーマンスが、本物の白鳥たちを救う一助になることを願っています。

そして、新たな港湾建設(コンテナ・ターミナル)を禁止することを目的として、「変えたい」気持ちを形にのChange.orgサイトで署名を集めるキャンペーンを展開しています。現在7,800人以上が請願書に署名しています。


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