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Google Pixel 6は独自プロセッサ Tensor搭載の AIスマートフォン

Googleは2日、スマートフォンの次期モデル「Pixel 6」「Pixel 6 Pro」の外観を発表するとともに、両機種に搭載する自社開発の独自プロセッサ Tensor(テンソル)を発表しました。これまでで最も速く、最もスマートで、最も安全なPixelスマートフォンとしています。Android 12では、ユーザーインターフェイスが、「Material You」と名付けられ、過去最大規模で一新されます。今秋以降に発売の予定です。

Sneak Peak: Pixel 6 and Pixel 6 Pro, the Completely Reimagined Google Phones

Googleが独自開発した初のSoC(システム・オン・チップ)となる「Tensor」は、TPU(Tensor Processing Unit)を中心に設計したARMベースのチップで、GoogleのAI研究者と共同開発しています。AIを多用する映像や画像処理、音声認識と翻訳などのタスクに最適化しており、ユーザーにとって新しい体験が得られるといいます。

音声認識においては、SODA(Speech On Device API)という新しいプラットフォームを採用。これとTensorプロセッサを組み合わせることで、デバイス上でデータセンターレベルの音声認識を実現するといいます。Tensorの事前デモでは「スマホで再生中の音声をすべて字幕化する」「再生中の音声の書き起こしと翻訳を同時に実行する」といった高度な処理をクラウドを経由せずに実行できるそうです。

Google Tensor debuts on the new Pixel 6 this fall / Google

カメラに関しても、Tensorプロセッサを活用することで画像処理を刷新しています。動く被写体を鮮明かつ最適な露出で撮影でき、レタッチソフトのような画像処理を動画にリアルタイムで適用できるそうです。独自開発SoCの搭載によって「私達が常に思い描いていたGoogleフォンを作れる」とGoogleはコメントしています。楽しそうです(^^)

GoogleのCEO スンダー・ピチャイ(Sundar Pichai)氏は、Twitterで「新たなTensorをシェアできることに興奮しています。20年にわたるコンピューティングにおける経験に基づいて構築されており、これまでの Pixelにおける最大のイノベーションです」とコメントしています(^^)

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