米バージニア州のスミソニアン保全生物学研究所(Smithsonian Conservation Biology Institute: SCBI)が、誕生したばかりのチーターの、5匹の赤ちゃんのライブ映像を公開しています。10月12日、同施設で5歳の母親ロザリー(Rosalie)から生まれました。親子の様子は飼育舎に設置されたチーター・カブ・カメラ(Cheetah Cub Cam)でライブ中継されています。5匹を出産する様子は、下記YouTube(B-Roll for Media)で見られます(^^)
- Cheetah Cubs Are Born at the Smithsonian Conservation Biology Institute(10/12 Smithsonian’s National Zoo & Conservation Biology Institute)
- チーターの赤ちゃん5匹誕生、ライブ映像公開 米スミソニアン研究所(10/14 CNN)
チーターの繁殖を手がける生物学者で、米動物園水族館協会のチーター種保全計画を率いるエイドリエン・クロージャー(Adrienne E. Crosier, Ph.D.)氏は、「初めての出産だったロザリーが、赤ちゃんたちを上手に育てる様子に報われる思いだった」また、「チーターの人生の最初の瞬間を目の当たりにすることができるのは非常に特別なことです。このチーターの家族が成長し、遊んで、周囲を探索するのを見て、絶滅の恐れがあるこの種に対して一層深い関係を感じてもらう助けになればと思います」と述べています。
時折赤ちゃんたちの鳴き声が聞こえることもあります。これはお腹がすいたり、寒さを感じたり母親を探したりしているときに出す声だということです。5匹の性別はまだ不明です(^^)
- Cheetah Cub Cam(National Zoo) Webcam ライブ中継
父親は10歳のオスの「ニック」で、2頭の交配は7月9日と10日に行い、8月16日の超音波検査でロザリーの妊娠を確認したそうです。
SCBIは、野生生物種を絶滅から救い、次世代の保護活動家を養成するというスミソニアンの世界的な取り組みにおいて主導的な役割を果たしています。SCBIの科学者は、動物の行動と繁殖、生態学、遺伝学、移動、保全の持続可能性について学んだことを応用して共有することにより、今日の最も複雑な保全の課題のいくつかに取り組んでいます。
- チーター関連情報(Gogle検索)