8月10日、アップルの時価総額が エクソンモービルを抜いて世界一になりました。米経済誌フォーチュン「世界で最も賞賛される企業 2011年」ランキングで4年連続1位になっています。NYのりばてぃ♪さんブログで、アメリカで今一番勢いのある小売店が「アップル・ストア」と紹介しています。
このアップルも、1974年に(大学を中退しアタリにいたスティーブ・ジョブズとヒューレット・パッカードに勤務していたスティーブ・ウォズニアック)創業します。
以降、ジョブズ追放、Newton失敗、低迷期、売却交渉、ジョブズ復帰、マイクロソフトとの業務提携(出資依頼)、世界展開、iPod開発、異分野進出など、その歴史は波瀾万丈(^^)です。
アップルの低迷期に現在を予想できた人はいないと思います。沿革は以下で
- アップル インコーポレイテッド(Wikipedia)
アップルの過去を辿っても、その社風やアップル文化には常にイノベーション(innovation)が息づいていたように思います。斬新な製品開発、GUI、アップルストアの展開やCM制作においても感じる事ができます。弛まぬ挑戦、そして「Apple Campus 2」計画発表、2015年には新社屋に移る計画です。
- アップル本社の新社屋「マザーシップ」完成予想CG集 &ジョブズ市議会プレゼン(ENGADGET 日本版)
革新的なCMが、1984年のスーパーボウルの試合中に放送されました。タイトルは「1984」、内容は「1984年1月24日、Apple社はMacintoshを発表いたします。そして我々は、今年1984年が小説「1984年」に描かれているような年にならないということをお目にかけましょう…」と言うものです。
このCMは、名作映画「エイリアン」や「ブレードランナー」などを手掛けた監督・リドリー・スコットによるもので、ビッグ・ブラザーなる独裁者を IBMに見立てており、闇を支配する独裁者を打ち砕くという内容です。センショーナルなこのCMは、数々の賞を総なめにし、これ以降のAppleのCMセンスが確立されています。