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シャープが提案 EVコンセプトモデル「LDK+」EVメーカー foloflyが協力

9月6日、シャープは、EVのコンセプトモデル「LDK+」を発表しました。この「LDK+」は、電子機器受託生産(EMS)では世界最大の企業グループフォックスコン(Foxconn)と連携して企画・開発され、すでに実績のあるEVメーカーのフォロフライ(folofly)の協力を得て開発されています。9月17~18日に開催される「SHARP Tech-Day」で実車が公開されます。

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EV(電気自動車)コンセプトモデル「LDK+」 / シャープ(YouTube)

「LDK+」は、車内を「リビングルームの拡張空間」としてとらえ、“止まっている時間”にフォーカスしたEVです。当社独自のAI技術「CE-LLM」やAIoT技術、センシング技術などを活用し、EVと“住空間・人・エネルギー”をつないだ快適でサステナブルな暮らしを提案します。

本コンセプトモデルは、後部座席が後ろ向きに回転。ドアが閉まると両サイドの窓に搭載した液晶シャッターが閉まり、プライベートな空間が誕生します。日常の暮らしの中で、家電を通じてAIが学習した情報をもとに、好みに応じて空調や明るさを自動で調整し、快適な車内空間を実現します。

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「LDK+」イメージ(車内)/ シャープ

車内後方には、65V型のディスプレイを搭載。臨場感あふれるシアタールームや子どもの遊び場としてはもちろん、一人で集中したいリモートワークなどにも活用することが可能です。また、大画面を通じて家の中にいる家族とのシームレスなコミュニケーションも可能とし、あたかも隣の部屋にいるかのような安心で便利な空間を提供します。

さらに、EVに搭載した蓄電池と太陽電池が家全体とつながり、AIが家とEVとの最適なトータルエネルギーマネジメントを実現します。万が一の災害などによる停電時には、蓄電池に貯めた電気を家庭内で活用することも可能です。

この新しい未来型コンセプトEVの開発過程において、フォロフライからは既に全国で運用中のEVトラックの開発経験や、走行データからのテクニカル面での支援を通して、プロジエクトに協力しました。

フォロフライではスマートフォンのように国内では商品開発や設計に特化し、生産は外部委託する「水平分業」スタイルにより、通常の2倍の速度で日本初の積載量1トン級EVトラックF1VとF1Tの開発・販売を実現しました。F1VANは2022年9月に商用ナンバーを取得以降、現在、東京、千葉、埼玉等の関東圏、中部地域に加え北は北海道から南は沖縄まで全国で導入が進んでいます。

EV F1 VAN
EV F1 VAN / folofly

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