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学校教育は創造性を殺してしまっている(TED: Sir Ken Robinson)

ケン・ロビンソン卿(Sir Ken Robinson)の「学校教育は創造性を殺してしまっている」との素晴らしい TED Talks ビデオ(日本語字幕付)があります。2006年6月から配信され YouTube版と合わせて1,100万回以上再生されています。

Sir Ken Robinson at TED
Sir Ken Robinson in TED

現在の教育システムでは、「間違い」を犯してはいけない。と教育されます。

子供の持つ「独創性」は、教育システムによって削り取られてしまいます。

間違えることを許されずに育った子どもたちは、「本来の能力を失ってしまうだろう」と警鐘します。

現代の公的教育システムは、19世紀以降の産業主義社会のニーズから生まれ、労働することに有用な科目が優先され、また、大学に入る学力だけが「知性」とされた背景があったと指摘します。

現代の教育システムを見直さなければ、「予測不可能な未来を創造的に発展させる多様性ある人材を育てることはできない」と指摘。大人の私たち自身が「創造的な社会のあり方」を見直す時期に来ていると述べています。

間違いを犯すことと創造的であることは同じではありませんが、間違えることを恐れていたら、決して独創的なものなど思いつかないのです。ユーモアと笑いを交えた講演は、「未来は子ども達のもの」として締めくくります。

教育に革命を!ケン・ロビンソン卿(TED: Sir Ken Robinson)


下記YouTubeは、2013年の「教育の死の谷を脱するには」です。
人の精神が豊かに花開くために必要な3つの条件と、現在の教育風土がいかにそれに反したものであるかをケン・ロビンソン卿が語ります。可笑しくも心動かされるこの講演で彼が示すのは、私達の直面している教育の「死の谷」をどうすれば脱することができるのか、どうすれば若い世代を可能性の土壌で育むことができるのかということです。

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