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AI「AlphaGO」ドキュメンタリー映画を無料公開中(YouTube)

古代中国の囲碁は、宇宙に存在する原子の数よりも多くの盤面構成を持ち、長い間、AIにとって壮大な挑戦と考えられてきました。しかし、2016年3月9日から、史上初となる韓国のプロ囲碁棋士(イ・セドル九段)と、AlphaGO(人工知能)の5番碁(Google DeepMind Challenge Match)が開催され、対局は中国語、日本語、朝鮮語、英語の解説付きでライブ配信されました。2018年から Netflixで公開されていたのですが、いま YouTubeで無料公開中(約1時間30分)です。

AlphaGo – The Movie | Full Documentary / DeepMind

ドキュメンタリー映画「AlphaGo」は、エミー賞に10度輝いたグレッグ・コーズ(Greg Kohs)さんが監督し、2017年トライベッカー映画祭で初公開、世界の複数映画祭にてノミネートと受賞をしています。

映画は AlphaGOの生みの親、デミス・ハサビス(Demis Hassabis,1976年7月-)氏のオックスフォード大学ホールでの講演から始まり、AI開発過程、韓国のソウルでイ・セドル九段との5番碁に挑み、4勝1敗で勝利するまでを描いています。

対局では、解説者が疑問に思う「悪手」を打っていながら、最後には勝利してしまいます。イ・セドル九段も「人間には思いつかないような打ち方をする反面、ときに人間の古典的な手も使うのに驚いた」と語っています。

DeepMindのCEOデミス・ハサビス氏は、以前「汎用のAI」を実現するプロセスは、数十年にわたるアポロ計画のようなものになる」と言っています。「AlphaGO」のドキュメンタリー映画からも、対局や強化学習により判断力や想像力が強化されていく(育まれる)様子が感じられます。AI「AlphaGO」は、明確に大きな飛躍を実証したように思います(^^)

AlphaGo (2017) / IMDb

AI AlphaGo(アルファ碁)の勝利は「知性の解明」へ


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