Googleでは今年の夏に家から参加できる「キッズAIプログラミングコンテスト」を開催します。Scratch(スクラッチ)と AIを使ってクリエティブなモノづくりをしている小中学生向けのコンテストです。小学校1年生から中学校3年生までなら、誰でも参加できます。公式サイトではチュートリアル動画と、様々な参考資料を紹介しています。
- Google キッズ AIプログラミングコンテスト(公式サイト) 応募〆切8月31日午前11時
- アイディアをプログラミングで実現してみよう ーーキッズ AI プログラミング コンテスト開催(7/13 Google Japan Blog)
Scratch は、物語やゲーム、アニメーションなどをプログラムできる無料のプログラミング環境です。このコンテストに応募するには、TM2Scratchや ML2Scratch、AIブロックのような AI拡張機能を搭載したコンテスト独自のバージョンの Scratchを利用する必要があります。
- スケジュール、コンテストについて、審査基準、賞品、規約(公式サイト)
プログラム作品のプロトタイプと3分以内のデモ動画を提出します。Googleの研究・開発部門に所属する社員が、イノベーション(プロジェクトのアイデアがユニークで新しいか)、チャレンジ(技術的に難しいこと、もしくは解くことが難しい課題にチャレンジしているか)、完成度(プロジェクトの完成度はどの程度か)の3項目を総合的に判断して審査します。
- TeachableMachine(teachablemachine.withgoogle.com)
- AI拡張機能が使える Scratch(stretch3.github.io)
「Scratchではじめる機械学習―作りながら楽しく学べるAIプログラミング」(7月28日発売予定)は、小学校高学年以上の読者を対象にしていますが、数学の知識やプログラミング言語の経験がない方でも読み進められるので、機械学習、人工知能(AI)について学びたいノンプログラマーの大人の方にもお薦めのようです。
本書の内容を体験するため、一部ページの試し読みを公開(pdf)しています。Teachable MachineとTM2Scratchを使った画像認識プロジェクトを試すことができます。