メディアラボの中は、当時の最新ワークステーションがズラリと並んでいたのですが、内部はオープン性と自由な雰囲気を感じました。
リラックスするためか、アイデアや発想を助ける(笑) プテラノドンらしき恐竜も吊るされていますね(^^)
メディアラボが設立された当初から、
出版・印刷、映画・テレビ、コンピュータの産業がデジタルで融合していくと予測していました。
そして、デジタル、インタラクティブ、パーソナルの「三原則を備えたメディア」が台頭すると言っていました。
インターネットの爆発的な普及、携帯電話/iPhone、ネットゲーム機なども必然的に登場してきたのかも知れません。
特別に試作された3,000X3,000ピクセルの高解像度カラー32インチディスプレイに、新聞一面が表示されていました。
細かい文字も鮮明で、記事を十分読むことができました。
また、ネットから記事が逐時更新されながらHDDに記録されており、記事の写真はクリックすると、そのまま動画再生され、文字も自由に拡大、音声でも出力されるものでした。
当時は近未来感覚で「未来の電子新聞」を体験できるものでした。
いまなら、大型HDTV薄型液晶テレビとタッチパネル、ネット接続、内蔵CPUの高速化で技術的には確立されているように思います。いまやタブレットPCやスマートフォンのデバイス、高速無線技術で、どこでもニュースの時代ですね(^^)
デモ表示されている朝日新聞は、Media Labのスポンサー企業でした。