Google Self-Driving Car Projectが、2014年5月に車体から自社開発したバブルカー・デザインの自動走行車が、カリフォルニアの公道に解き放たれる準備が整ったようです。
Googleは「プロトタイプ車のいくつか」が今年の夏、カリフォルニア州マウンテンヴューの町中を走り回ることになるだろうと言っています。
手動による操作が必要な場合に備えて、プロトタイプ車には常に人が中に乗り込み、取り外し可能なハンドル、アクセルペダル、ブレーキペダルが取り付けられています。
また、走行速度も、時速25マイル(約40km)に制限されています。高齢化社会の進む日本こそ進めるべき交通ソリューションです。
バブルカー(Bubble car)は、超小型自動車の一種で、イソ/BMW・イセッタ、メッサーシュミット・KR200などが代表例として知られています。
カリフォルニア州車両管理局(DMV)の報告書によると、2014年以降に発行された認可を受けて同州の道路を走っている48台の自律走行車のうち4台が、過去8カ月間に事故に遭っており、そのうちの3台が Googleのものだったと発表しています。
- Green lights for our self-driving vehicle prototypes(Google Blog)
Googleはこの報告書に反論するかたちで、6年間にわたる自律走行車の試験のなかで、11件の「軽微な交通事故」があったが、いずれも別の運転者の過失によるものであり、自律走行車自体の問題ではなかったと述べています。
- グーグルの自律走行車、公道での実験が決定(動画あり)(Wired.jp)