米Google は、27日に米サンフランシスコで開いた開発者会議で、独自設計のタブレット端末 Nexus 7(ネクサス7)を発表。価格は199ドル(約1万6000円)に抑えています。
台湾の ASUS(アスース)が製造を手掛け、Google の販売サイト「Google Play」で同日から売り出し、7月中旬に出荷を開始します。
画面サイズは7インチと、米Amazon のタブレット端末 Kindle Fire(キンドル・ファイア)と同サイズ。値段も同じ199ドルに設定し、雑誌や書籍、映画などのコンテンツ閲覧機能を前面に打ち出しています。
- Nexus 7(2013)(Nexus 7 日本版)
- 詳細技術仕様(Nexus 7)
一方、米マイクロソフトも18日に、同社初の独自タブレット端末 Surface(サーフェス)を発表しています。価格は iPad の最新機種(499ドル~)と同程度になり、高性能モデルはさらに高い値段になりそうです。
電子書籍端末については、Amazon Kindleの国内販売、楽天Kobo端末の国内発売発表もあって、一気に市場は拡大しそうです。
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- 電子書籍関連(Googleニュース)
Google I/O では、開発中の仮想現実メガネも披露され、聴衆を沸かせました。
同メガネは来年初めにも1500ドル(約12万円)で発売される予定、今のところ同会議に出席した米国在住者のみが購入できるようです。
- Project Glass(Google+)