Google は2月6日、Chrome OS 搭載デスクトップ PC「Chromebox」を活用したテレビ会議システム「Chromebox for Meeting」を発表しています。
ASUS製Core i7搭載のChromeboxにリモコン、HDカメラ、マイクを接続したもので、価格は999ドル(約10万円)。ビデオ会議のバックエンドには Googleハングアウトが用いられています。既存のビデオ会議システムの手強いライバルとなりそうです。
Googleカレンダーと密接に連携しており、会議スケジュールの作成を助けます。会議室にシステムを設置するとディスプレイにはそのシステムで予約された会議のスケジュールが表示され、設定は Chromecastとほぼ同様でUIもよく似ています。
Googleは、「これまでのビデオ会議システムは高価で設置も複雑過ぎた」と述べています。企業文化を変えるインパクトになるかも知れません(^^)
- Google、999ドルのビデオ会議システムChromebox For Meetingsをローンチ―近く日本でも発売へ(TechCrunch Japan)
ASUSは2月5日、Chrome OSを搭載した$179~(約18,000円から)の小型デスクトップPC「ASUS Chromebox」を正式に発表しました。
OSにGoogleが開発しているLinuxベースのオープンソースOS「Chrome OS」を採用しています。ChromeブラウザとChromeアプリを利用する操作スタイルを提供します。
Chromeboxの特徴はVESA規格に対応したモニタやテレビにマウントできるところです。
$179モデルの搭載プロセッサは「Celeron 2955」です。今後はHaswellコアのCore i3モデルも発売される予定です。
Chromeboxには映像出力用に HDMI端子と DisplayPort端子を搭載。Core i3モデルの場合は4K(3,840×2,160ピクセル)での映像出力も可能です。このほか、USB 3.0端子×4、LAN(ギガビット)、SDカードリーダー、Wi-Fi b/g/n(nは5GHz帯も対応)も搭載しています。