5月21日米マイクロソフトは、8年ぶりの新型機投入でゲーム市場でシェア拡大を目指すとともに、大画面テレビとの統合強化やモバイル端末との連携など、多くの改善点を発表しています。
マイクロソフトがゲーム機の枠を外し、リビングルームの主役の座をめぐって、グーグルやアップル、アマゾンなどと戦う重要な武器として発表しています。
Xbox One 本体には、8コアプロセッサ、8GバイトのRAM、Blu-ray、USB 3、HDMI入出力、500GBのハードドライブが搭載され、SONY の次世代ゲーム機「PlayStation 4」とほぼ同様のスペックです。
Xbox One のOSでは、Xbox OS と Windows OSカーネル、そしてマルチタスキング用という3つのOSが搭載されています。
ゲーム、TV、映画、音楽、WEB、アプリが含まれ、「Skype」やライブTV機能に加えて、音声認識によるプログラムの切り替え、新しいジェスチャー認識機能、複数プログラムの同時操作機能があります。
また、ユーザーはSkypeによってグループビデオ通話が可能だと、MicrosoftのYusuf Mehdi氏は述べています。
同梱される Kinect(キネクト)は刷新され、高度に人間の動きを把握し心拍までも読みとります。顔認識によって異なるユーザー識別も可能になってます。(下記動画の Xbox One Kinect Demo 参照)
マイクロソフトにとって Xbox One は、ゲーム愛好家からテレビ視聴者、映画・音楽ファンまでの幅広い層を同時に狙っていくことを意味しており、重要な戦略製品になっているようです。
- news.xbox.com(Website)
- マイクロソフト、新ゲーム機「Xbox One」を発表(CNET Japan)
- NVIDIA Tegra4搭載のAndroidゲーム機「SHIELD」発表(Nobuyuki Kokai)
- 知的エージェント・テレビの幕開け(Nobuyuki Kokai)