ダグラス・トランブル(Douglas Trumbull, 1942年4月 – )は、映画監督、SFXスーパーバイザーです。「2001年宇宙の旅」、「未知との遭遇」、「スタートレック」、「ブレードランナー」などを手がけています。
1971年にSF映画サイレント・ランニング(Silent Running)を監督しました。
「2001年宇宙の旅」では使えなかった数々の特殊撮影技術を役立てています。「サイレント・ランニング」は高い評価を得たものの、宣伝不足で、興行的には惨敗となりました。
特撮スタッフとして「アンドロメダ…」(1971年)にも参加しています。
- Silent Running(IMDb)Ratings: 6.7
トランブルさんは、光学およびデジタル・エフェクト業界のパイオニアとしての尊敬を受け続けています。アカデミー賞には5度ノミネートされ、アカデミー科学技術賞を受賞しています。
トランブルさんが関わった(完成した)映画のほとんどは、現在ではSF映画の古典として認知され、年を経るごとにファンを増やしています。
監督作品の「サイレント・ランニング」は1970年代初頭のエコロジー運動を反映したものであり、1983年の「ブレインストーム」はバーチャル・リアリティ(VR)を予見した作品でもあります。
- The Andromeda Strain (1971) Trailer(YouTube)
- ブレインストーム(1983) (プレビュー)(YouTube)