政府、行政刷新会議では、学術と科学技術やスーパーコンピュータの予算削減を巡って、科学技術に関連するニュースが数多く流れて、マスメディアで盛んに議論がなされています。
<ノーベル受賞者らの共同声明案>
資源のない我が国が、未来を持つためには「科学技術創造立国」と「知的存在感のある国」こそが目指すべき目標でなければならない。(CNET JAPAN)
この共同声明については、誰もが賛同していると思います。
ただ、科学技術に対する教育や待遇、学歴偏重、情報公開を含めた「しくみ」と「戦略」については透明性を欠いています。
国家戦略として、あまりにも国民に見えていなかったのではないでしょうか? 官庁の縦割り行政や、その場かぎりの政策と予算でなかったか?
実績が乏しく、数ある過去の失敗例から学ぶ議論をしてほしいと思うのです。
ぜひ、研究者や一部の人達だけの学術や科学技術にならない「しくみ」を議論してほしいと思います。けっして遅くないですよ・・・・。