Windows XPなどが動いていた古いパソコンやノートPCに、Googleが提供している最新版の Chrome OSをインストールすることを可能にするソフトウェア CloudReadyの提供が開始されています。
Neverwareの CloudReadyは、単独でのインストールと、Windows OS環境を残したままで、Windowsと Chrome OSを使い分け可能なデュアルブートに対応しています。
CloudReadyの利用料金は、個人利用の場合は無料、教育機関の場合はサイトライセンスとして50ドル、企業の場合は、別形態の有料の料金体系の導入が検討中となっています。
CloudReadyをインストールしたPCは、そのまま、Chromebookとして使用することができるため、10年前のXP対応の古いPCであっても、Chromeブラウザを使ってインターネットを何不自由なく操作することができる最新版の Choromebookに変貌させることができます。
特に、最新のパソコンを導入する予算がない小中学校などの教育機関を中心に注目を集めています。CloudReadyは、古いPCを再生できる切り札として、教育機関だけでなく個人や企業などでの利用も拡大する可能性がありそうです。
Gigazineサイトでは、実際に「CloudReadyインストール/ディアルブート」を試していますので参考になります。
- 型落ちPCをChromebookとして再利用できる「CloudReady」がWindowsとのデュアルブートに対応 (Gigazine.net)
- Neverware: Windows/PCをChrome bookにするソフトの提供を開始・個人利用は無料(Business Newsline)