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ウクライナでの戦争犯罪を検証するOSINT(Open Source Intelligence)

ロシアによるウクライナ侵略では、ロシア軍は軍事施設に限らず民間施設や病院、避難所までも攻撃し、国際法違反の無差別攻撃になっています。また、非人道的な燃料気化爆弾クラスター爆弾を使用したと報道されています。さらに、ロシア軍が苦戦を強いられた場合に、虚偽の主張をもとに生物兵器や化学兵器を使用するおそれもあるとして、米国などは警戒を強めています。ウクライナでの戦争犯罪については、一般市民のための諜報機関であるベリングキャット(Bellingcat)が、証拠の収集や検証を継続しています。

オープン・ソース・インテリジェンス(Open Source Intelligence: OSINT)は、公開されている情報を情報源とすることが特徴でオシント(OSINT)と略されます。オシントに関連するフレームワーク(OSINT Framework)ですが、近年はデータ収集、分析、検証プロセスが合理化され、多くのボランティアスタッフが貢献しています。

ベリングキャットのジャンカルロ・フィオレッラ(Giancarlo Fiorella)調査員は、2021年1月6日の米国で起きた議事堂襲撃事件以降、プロセスを合理化してきたそうです。そして「大量のデータが発生した暴動から得た教訓が役に立っています。戦争犯罪の可能性を示すデータや証拠をより高い割合で集めることができています」と語ります。また、ボランティアたちの貢献によるところが非常に大きいと話します。

ベリングキャットは、クラスター爆弾についてここ数週間で学校、病院の近く、およびハリコフ、オデッサ、ヘルソンなどのウクライナの都市の住宅地に着弾していることを収集し記録しています。クラスター爆弾が引き起こす重大な民間人への危害に関する懸念のため、ウクライナ国内での兵器の使用を追跡しています。

また、クラスター爆弾のいくつかのタイプを特定しています。他の種類のクラスター爆弾の使用に気付いた読者には、Twitterスレッドに返信して、収集、アーカイブ、および調査を進める協力を呼びかけています。

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