ウポポイと創世神話アイヌラックル伝の大雪像

2020年「第71回さっぽろ雪まつり」の大通会場(2月4日〜2月11日)には、白老町ポロト湖畔に日本初の国立博物館でもある、国立アイヌ民族博物館を含むウポポイ(民族共生象徴空間)と、アイヌ伝承の創世神話「アイヌラックル伝説」をテーマとした大雪像が製作されます。また、幻想的なアイヌ創世神話のプロジェクションマッピングも上映されます。

大通8丁目雪のHTB広場 「ウポポイ(民族共生象徴空間)2020.4.24OPEN」

4月24日にオープンする民族共生象徴空間は、アイヌ文化復興・創造の拠点です。愛称の「ウポポイ」はアイヌ語で「(おおぜいで)歌うこと」を意味します。

アイヌ民族の視点で語る多彩な展示で歴史や文化を紹介する「国立アイヌ民族博物館」、古式舞踊の公演や多様な体験プログラムを通じて、アイヌ文化を体感できる「国立民族共生公園」、アイヌの方々による尊厳ある慰霊を実現するための慰霊施設などが整備されます。

大通4丁目STV広場 「ALL IS ONE™ 〜世界のはじまり、アイヌ物語〜」

アイヌの天地創成神話の一つである「アイヌラックル伝」。それは雷神(カンナカムイ)と森の女神(チキサニ姫)の恋物語で始まります。美しいチキサニ姫に魅了されたカンナカムイの落雷による大爆発でチキサニ姫は燃え上がり、その炎の中から、人間らしい神「アイヌラックル」が誕生します。

アイヌ民族の数ある伝承の中から、阿寒の山本多助エカシ(長老)が記した人文神アイヌラックルの誕生神話に着目しています。人間はもちろん、動物・植物・道具類など、あらゆる存在に魂が宿り密接につながっているというアイヌの世界観を、白く輝く大雪像で創造します。

アイヌ伝承の創世神話のプロジェクションマッピングは、最先端のデジタルアート集団「Moment Factory」が製作します。カナダのモントリオールに本社があり、2001年創業以来、400以上のユニークなショーを手掛けています。

動画は2019年ホリデーシーズンに公開した、パリの世界遺産ノートルダム大聖堂(4月に火災)にプロジェクションマッピングした素晴らしい映像です。

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