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ジェノサイドと新疆ウイグル自治区データプロジェクト

新疆ウイグル自治区データプロジェクト(The Xinjiang Data Project)は、中国の新疆ウイグル自治区におけるウイグル人およびその他の非漢民族の人権状況に関する厳密で実証的な研究をまとめたものです。大量収容所、監視と新技術、強制労働とサプライチェーン、再教育キャンペーン、意図的な独自文化の破壊、人権問題を含む一連のコアトピックに焦点を当てています。
オーストラリア戦略政策研究所(ASPI)では、衛星画像、中国政府の文書、公式統計、さまざまな権威主義的報告書、学術研究などのオープンソースデータを利用して、中国共産党が推進中の新疆ウイグル自治区における人権侵害と監視の強化、権威主義プログラムを文書化、調査しています。また、3月8日にはニューラインズ戦略政策研究所(Newlines Institute for Strategy and Policy)が、中国の行為を国際法上のジェノサイドだとする報告書を公開しています。

ジェノサイドは、国家あるいは民族・人種集団を計画的に破壊することです。ジェノサイド条約第2条によれば、国民的、人種的、民族的、宗教的な集団の全部または一部を破壊する意図をもって行われる行為と定義されています。

具体的行為が明記され、1)集団の構成員を殺すこと。2)重大な肉体的または精神的危害を加えること。3)身体的破壊をもたらすよう企てられた生活条件を故意に集団に課すこと。4)集団内の出生を妨げるための措置を課すこと。5)集団の子どもを他の集団に強制的に移すこと。この5つの行為のうち1つでも確認されれば、条約ではジェノサイドに当たります。報告書で中国の行為は、5種類すべてに及ぶと指摘しています。

中国政府がイスラム過激派の取り締まりと称する対テロ作戦を始めた2014年以降、ウイグル族などイスラム系少数民族の100万~200万人が1,400カ所の収容施設に入れられてきました。ニューラインズ戦略政策研究所のアジーム・イブラヒム(Dr. Azeem Ibrahim)博士は、ジェノサイドを裏付ける「圧倒的な」証拠があると断じています。

China has turned the northwestern region of Xinjiang into a vast experiment in domestic surveillance.: 中国「完全監視社会」の実験場、新疆を行く(12/22, 2017 WSJ)


ジョン・オリバー氏が、ウイグル人が直面している中国政府からの人権侵害と残虐行為について、私たちが細心の注意を払う価値があるのか​​について話しています。

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