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ドローン用エアバッグを開発(自動縫製機の松屋R&D)

自動縫製機の製造と布製品の受託生産を主力としている松屋R&Dが、ドローンエアバッグを開発しました。エアバッグを収納したフレームをドローンの回りに取り付け、異常飛行の検知によりエアバッグが展開し、地面に落ちたときの衝撃を吸収します。また、水に浮くため水上落下時の沈没を防ぎます。2021年6月に発売し、月1,000台の販売を目指しています。

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ドローンエアバッグのご紹介【株式会社松屋R&D】/ YouTube

ドローンに外付けされたパイプの内側にウレタンやナイロンなどで織った布を詰めています。付属のセンサーが異常動作を感知すると、ボンベから出てくるガスによって布が直径10センチほどの筒状に膨らみます。

松屋R&Dは、自動縫製機の製造と布製品の受託生産を主力としています。自動車向けエアバッグ布の技術を応用し、パイプの内側に布を折り畳んでいます。重さは約1.7Kgで、価格は20万円ほどになる見通しです。

重い荷物を運べる配達用ドローンなどへの利用を見込んでいます。ドローン用エアバッグは珍しく、日本と台湾の特許を取得済みで、米国や中国でも申請中ということです。さらに世界初となる次世代空モビリティ⽤エアバッグの開発も進めています。

12月7日、松屋R&Dが開発中の縫製用AI双腕ロボットは、米国での特許を正式に取得したと発表しました。カメラによる画像処理をもとに2本のロボットアームを制御することで、多種多様な縫製作業を精度よく均一に、効率よく行うことができる縫製装置です。学習能力を有しており、これまで熟練作業者の手作業によって行われていた縫製工程を無人化することが期待されています。

松屋R&Dの事業目標には、「AI Sewing Robotの開発を通して、日本版Industry4.0を行うリーディングカンパニーとして、縫製業界の日本回帰を促し日本の製造業の活性化に貢献する」と記しています。

代表取締役社長 CEOの後藤 秀隆氏は、繊研新聞のインタビューで「ベトナムに松屋イノベーションセンターを設置。現地の優秀な大学を出た研究者十数人を入れ、自動機に必要な画像認識などのAI、ロボットのマニピュレーター(操作)、ソフトなどを開発しています。これによって日本版インダストリー4.0を実現し、可能なものは日本国内に回帰させたい。ベトナムの人件費が上昇してくるなかでもこれは意味のあることです。」と語り、 さらに、「機械の設置や技術指導を各国に対して行う人材派遣業務もベトナムを起点に考えていきたい。AIソフト、人材派遣といった事業は高収益が期待できますし、これらを別会社化していくことも出来ます。」と述べています。

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