フィンランド、ネット接続を「国民の基本的権利」に

Lahti, Finland / Miguel Virkkunen Carvalho

7月1日、フィンランドは世界で初めてブロードバンド接続を「国民の基本的権利」と定めました。1Mbpsのインターネット接続を、電話や郵便などと同様のユニバーサルサービスとして義務づけるそうです(^^)

「北方に住む貧しいフェンニ人」の伝えがあるフィンランドは、人口とGDPの規模が日本の北海道とほぼ同じです。
1980年代以降、農業と林業中心の経済体制から、携帯電話生産世界1位のノキア、パソコンOSのLinux、ログハウスメーカーHONKAで有名になるなど、ハイテク産業を基幹とする工業先進国へと著しい変化を遂げることに成功しています。高い教育水準などでヨーロッパ内でも有数の経済大国となっています。

    このグラフは日本との比較ですが、1980年以降日本型経済成長は、94,5年をピークとして「失われた20年」に入ってしまい、フィンランドは2000年以降急成長しています。

    [世] [画像] - 一人当たりの名目GDP(USドル)の推移(1980~2010年)の比較(フィンランド、日本)

    フィンランドは、世界経済フォーラム(WEF)が毎年発表する国際経済競争力の順位では、2001年から2004年までと4年連続首位となっています。
    女性の社会進出は世界最高レベル、生産性の低い土地に住んでいたためか、農業時代から女性も男性と同じくらい働き、発言権を持っていて男女同権思想が進んでいます。北欧型福祉国家のイメージが強いのですが、その世界を意識した経済成長政策や教育制度が注目されています。
    まさに国家イノベーションですね(^^)

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