かつてNASAエンジニアのマーク・ローバー(Mark Rober)は、長年火星への探査車着陸を目指して奮闘してきました。そして、今では7,800万人の登録者を擁する科学系YouTuberとなり、新たなミッションに乗り出しています。それは、次世代の「大きな課題を解決する人材」を育てることです。そこで彼は、子供たちが本当に学びたいと思うSTEMカリキュラムを構築するために、6,000万ドル(約95億円)を投じています。リスの障害物コースや巨大レーザー、象の歯磨き粉を使った爆発実験など、YouTube屈指のエンジニアから学びたくない人などいるのでしょうか? 楽しいTED Talkです(笑)
- About the speaker: Mark Rober(Science education champion)
- classcrunchlabs.org(Website)

まずは、2段階の実験から始めたいと思います。ここに2リットルのボトルがあります。液体窒素が半分入ってて、温度はマイナス196度です。窒素が気体になると、体積は液体のときの700倍になります。間違っても、このボトルのフタを閉めたりして、狭い容器に閉じ込めてはダメです(笑) というわけで、これからフタを閉めちゃいます(笑)
これは爆発です(笑)よし、それでは…いいよ。これを付けて… よし、これで準備は…あ、どうせなら、これも上に放り込んで準備しよう。しばらくお待ちください。大きく被害を受ける人は、耳を塞いでください。私の予想では、あと3秒ほどで最高に面白いはずです(笑)
2… 1…(笑)「1」って言ってたよ? 冗談です(笑) 正確な予想なんてまず無理です…うおっ!

実はこれ、大砲が弾を撃つ原理と全然一緒なんだよ。ナーフガンが弾を撃っているのも、これと同じ仕組みです。Tシャツキャノンの仕組みも、実はこれなんですよね。要は、圧力を限界まで高めて、それをパッと一方向に逃がす。そこに飛ばしたいものを置いたら、勝手に吹いて飛ぶというわけです。仕組みが解った瞬間の『なるほど!』は最高ですよね!
でも僕にとっては、それを皆さんと分かち合うことのほうが、ずっと大切です。そしてそれこそが、僕が15年も毎月欠かさずYouTubeに動画を出し続けている理由です。今では7,800万人もの登録者が、僕と一緒にその感動を分かちあってくれています。
- Mark Rober/@MarkRober(YouYube)

数式が大事なシーンもあります。でも、今のTikTokやYouTube世代の心を動かすには、先に椅子から体乗り出すぐらいのワクワクを与えて、その価値を伝えていく必要があるんですよ。頭の中の「知りたい!」っていう好奇心に、火をつけてあげること。これまで以上にそれが必要です。
この10年くらい言い続けてきましたが、僕の夢は中学校の科学の先生になることなんです。いつか必ずだよ。でもその前に、皆さん。実はこの2年半、全米トップクラスの先生たち50人と一緒に、秘密であるものを作っていたんです。それは、科学の授業を一から作ったフルカリキュラム。これには先生が必要なすべてが揃っています。子供たちが『もう一回見せて!』とねだるような、最高の動画もね。
今、最前線で戦っている先生方へ。強力な援軍が、もうすぐそこまで来ていますよ。多くの動画やレッスンは、今すぐ使っていただけます。残りの教材も、4年かけて完成させようと思います。とりあえず、これが僕の人生で最も重要な仕事になると確信しているからです。これを制作するのに、100億円という莫大な費用がかかりますが、今夜、ここで正式に宣言させていただきます。あらゆる教材、先生向けの講座、実験デモに続くまで、全てを永久に無料で公開します。
ありがとうございました。(拍手と歓声)ありがとう。(拍手と歓声)