ムックリ(アイヌ民族口琴)の弾き方(しとちゃんねる)

ムックリ(mukkuri)は、アイヌ民族に伝わる竹製の楽器で、口琴と呼ばれる楽器の一種です。竹製の薄い板(弁)に紐がついており、この紐を引っ張る事で弁を震動させて音を出し、これを口腔に共鳴させます。音程はほとんど一つの音高から変わらないのですが、口の形を変えることにより共鳴する倍音のフォルマントを変化させて音楽表現とします。アイヌ文化、アイヌ語、大学生の日常を発信している「しとちゃんねる」で、ムックリの弾き方(コツ)について易しく説明しています。

ムックリ アレクテ <アイヌの伝統楽器のコツ!> / しとちゃんねる

ムックリの名手としては安東ウメ子さん(北海道幕別町出身)、弟子シギ子さん(北海道阿寒町(現・釧路市)出身)、ハレダイスケさん(北海道札幌市出身)、長根あき(北海道千歳市出身)などが挙げられます。

北海道釧路の出身、映画「ゴジラ」のテーマ曲でも知られ、日本を代表する作曲家の一人伊福部 昭(いふくべ あきら、1914年5月 – 2006年2月)さんは、幼少時にアイヌ集落へ頻繁に出入りしていましたが、ある時アイヌの少女がムックリを演奏しているのを見て自分も習いたいと申し出たところ、「ムックリは女の演奏する楽器だから駄目だ」と笑われ断られたということです(^^)

野田サトルさんの漫画「ゴールデンカムイ」で知った人も増えており、またムックリの生み出す倍音変化のサウンドがテクノなどに例えられることもあり、若者を中心に愛好家が増えています。

下記のYouTubeは、郷右近 富貴子(Fukiko Goukon)さんとアグネスさんの二重奏です。郷右近さんは、阿寒湖畔のアイヌコタンにある民芸喫茶ポロンノを切り盛りしています。幼い頃から、コタンで育ち、歌や踊り、儀式などアイヌ文化の中で育ってきた彼女は、ムックリ演奏、唄、踊り、手仕事など幅広く受け継いでいる若い世代のアイヌ女性の1人です。

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