コンテンツへスキップ
blank

ロボットがロボットでなくなる日が来ます。

ファミリーロボットやソーシャルロボットと呼ばれるロボットの活用分野が注目されています。画像認識や自然言語処理の高性能化、Wi-Fiなどのネット環境、そして機能追加やカスタマイズが容易になった開発環境が背景にあります。日本ではソフトバンクのヒト型ロボット・ペッパー(Pepper)の一般販売が始まっています。

BUDDY/ Blue Frog Robotics
BUDDY/ Blue Frog Robotics

また、2014年7月に MIT発のロボットベンチャー「Jibo」が、Indiegogoで目標額の2,300%(約4億6,000万円)に到達して、関心の高さを示しています。

さらに、フランス発の BUDDYと名付けられたソーシャルロボットが Indiegogoサイトでキャンペーンを実施中ですが、いま目標額の370%(約4,600万円)に到達するなど、世界中で注目されているロボット開発分野です。

機能的には、IoT(モノのインターネット)の進展や、デバイスや周辺テクノロジーの進展により、ますますの拡大が予想されています。

この分野に共通する最大のテーマは「人との交流・コミュニケーション」です。デザインや美学、心理学、言語学、医学、教育学、介護学など、多様な要素をいままでの機械的ロボットと融合させなければならず、また学習能力の優劣(賢い)や、個性的な振る舞いや「愛らしい」「感情の表現」「不気味の谷現象」も問われそうです。

ロボットの定義(Wikipedia)がありますが、自身の周辺環境や対人関係を学習して変身して行く「唯一の愛称」で呼ばれる「個性的な人工知能ロボット」の誕生はそこまで来ているようにも思います。

日本の産業ロボット以外のAI(人工知能)によるロボット開発分野は遅れており、人口減少・少子高齢化社会の「切り札」にもなり得る分野だけに、旧来の研究開発やベンチャー支援の硬直化は残念に思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください